2005年05月18日

ISO9001

 私の会社もちょうど3年前にISO9001の認証を受けました。今年は更新監査の年でもあり、4月の年度始めに自社システムの改善点はないかと作業を開始しました。

こちらにも別記事書いています。零細企業(建設)のISO9001の効果は?

 そのとき、ふと思った事がありました。「結局、我社のISOは、監査対応に終始しているのでないか?」という事です。

 もともとISO導入動機は結構不純で、「仕事に有利になる。地区内で他業者も取得に動き出し、乗り遅れるのはまずい。」等の理由からでした。それでもコンサルタントの指導を受け、だんだんと意識も変化し、認証前にはISO9001はすばらしい道具だと思うまでになりました。実際、その思いは今も変わっていません。

 しかし思いと現実は違いました。当然、マニュアル自体も絶えず改善していかなければならないのですが、組織にISO9001の考えがなかなか浸透していかないのです。私の会社は、ほとんど公共工事(土木)で食ってきました。

  そして公共工事と言えば、多くの書類提出が求められます。この春よりの品確法と末端建設業者まで求められつつある電子納品(紙提出も合わせて必要なので電子+紙の2重納品となる)により、これからもっと提出書類は増えると予想されます。こういう環境で、ずっと仕事をしてきました。  

  さて、長年の習慣・反復は恐ろしいもので、思考と行動が知らぬ間に公共工事をおさめる時の方法になっているのです。確かに品質マニュアル作成時にできるだけ役所提出書類にISO9001活動記録を関連付ける事により維持負担を減らそうとしました。それはそれで間違ってはいなかったと思います。

  しかし、その事がかえって、ISO活動=書類作成と知らぬ間に思いこませたのかもしれません。マネジメントシステムとして本当の意味で有効に使えてない原因なのかもしれません。ここを改善していく事が逆転・復活につながるとおもっています。

こちらにも別記事書いています。零細企業(建設)のISO9001の効果は?



imaik1 at 18:24│Comments(0)TrackBack(1) ◆雑感日報 

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1. 企業の存続とISO  [ 建設業ISOお助けブログ ]   2005年06月10日 11:04
本四架橋のトラス構造の姿です。社会資本の効率的な維持管理が必要になりますが後世の人々に負の遺産とならないようにしたいものです。 スーパーゼネコンの決算が出てきました。企業の設備投資の好転で建築を主体とする会社の業績が上向いています。ただしスーパーゼネ

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