2005年07月27日
愛媛県 建設CALS/EC実証実験説明会に参加
本日は、愛媛県 建設CALS/EC実証実験説明会に参加しました。私と技術者2名の計3名での参加となりました。ざっと120人くらい出席していたように思います。
3月に愛媛県電子納品要領(案)が改訂され、7月に実証実験用の電子納品要領(案)が改訂されました。県の方の説明によると、要するに3月の愛媛県電子納品要領(案)のただし書きをとったものが7月の実証実験用の電子納品要領(案)だと考えてもよいとのことでした。ただし書きがあったおかげで簡易だったものが、それがなくなった事により、国土交通省版に近くなったということでしょうか。
結局、今までより難しくなった(納品する規則が増えた)ようです。とうとう地場零細建設業者にも電子納品の大きな波が押し寄せてきたわけです。愛媛県も全工事への電子納品導入が平成19年ですから、当然といえば当然です。参加者のなかでため息をつく人もいました。弊社も本音では、ため息です。でも発注者(お客様)が求めるものですから、対応するのが当たり前の話といえます。イヤなら公共工事から撤退すればよいだけの話だし、民間だけで食っていけばいいのです。弊社は残念ながら今のところ、民間だけではとても無理みたいなので、電子納品に向けてトレーニングしていきます。
さて実際の話として具体的対策は、できるだけ早く実務で慣れることが一番効果的と思います。会議資料にも書かれていましたが、本運用までに電子納品の義務付け範囲外でも、機会があれば発注者と協議して積極的に取り組むべきでしょう。トレーニング回数を増やして慣れないとダメだと思います。
それにしても、公共工事に参加するための各種ハードルが年々高くなっているように思えてしかたがありません。自分自身の今までの習慣を変えていかないと、大変なことになりそうです。