土建から地場ビルダーへ! (その6) 2003年度後半頃の弊社土建から地場ビルダーへ! (その8) 2004年度前半頃の弊社、 ビジュアル・アイデンティティー

2006年05月16日

土建から地場ビルダーへ! (その7) 管理とは?

土建から地場ビルダーへ! (その7) 「管理とは?」になります。

 (その6)で 次回は「管理」についての書いてみると言いました。それで、その7で書こうと思ったのですが、いざ書こうとして、いきなりはっきりしてしまった事があります。

 それは、私自身が「管理」という言葉を日常使用しているにもかかわらず、実は殆どその意味をわかっていなかったという事です。どうも、曖昧になんとなく「管理」という言葉を使用していたようです。

 それで、「これでは書けない!この際理解しよう!」と思い、いろいろ調べてみました。その中で私が「なるほど」と思ったHPがありましたので紹介しようと思います。下記のページです。阪南大学さんのサイト内検索で見つけました。

    阪南大学 さんのHP内の記事・ 第4章 「管理する」とは何をすることか?

 HP内記述からの引用です。「管理する」とは何をすることか?


「決められた枠にはめる」とか「行動を規制する」とかという意味にとられがちだが、実際は意味が少し違う。本来、2つの意味がある。

1つめの意味

管理とは、1「計画」(PLAN)を綿密に立案し、不退転の決意で、2「実行」(DO)する。そして、冷静な目で、3「確認」(CHECK)し、さらに、計画と実績との差異が発生したときにその差異を埋めるため、4「統制」(CONTROL)を行い、次の計画に反映していく。これらを総合して「管理」と呼ぶのである。

2つめの意味

「スタンダート」を確立し、確実に実行していく、ということである。ここでいう「スタンダート」とは、物事すべてに対する「ものさし」とか「基準・標準」「正しい姿」といった意味を指している。つまり「スタンダートの確立」とは、自分の店・会社の正しい姿を明確にし、いつもその状態を保ち続けられることをいうのである。「基準がない」ということは、スタンダートが不明確、つまり、正しい姿が明確でないということになり、管理そのものが存在しないということになる。

しかし、ここでよく誤解されるケースで「スタンダート(=基準・標準)」を「平均点」という意味に解釈してしまい、妥協レベルの運営になってしまうことである。「スタンダート」は、設定レベルの高低が最大のポイントである。繁盛店を作り上げるためには、この「スタンダート」レベルを高く設定して、確実に実行していくこと、つまり「管理」をしていくことが肝心である。


 なるほど、実にわかりやすいです。前回 その6 で「管理しまくっていた」 と書きましたが、やはり、ずれた方向に走っていたようです。

 HPの引用文を土建風に理解すれば、「発注者が決めた枠にはまること」とか「発注者によって行動は規制されるもの」とかいう意味になるかもしれません。また「スタンダート(=基準・標準)」「しないと発注者からペナルティを貰うもの」という意味に解釈してしまい、完全に「管理」というものを取違えた運営になっていたようです。

 おまけに「管理はたくさんの文書作成・提出すること」と思い込んでいますから、過去のデータの後追いの連続です。繁盛店を作り上げるためのような「管理」は、おそらく出来ていなかったように思います。殆ど考えていませんから!

 確かに公共工事の減少で経営面への打撃は大きいですが、それにもまして、なかなか習慣を変える事ができない(変えようとしない)のが大きな問題と思います。良かった頃の「夢よもう一度」は、もうないと思います。

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imaik1 at 00:19│Comments(0)TrackBack(0) ◆土建から地場ビルダーへ! | ・・・・・なんで転換したい

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