2006年08月20日
土建の不景気を考える!
公共工事をする業界が不景気と言われ出して久しいですが、実際のところどれくらい不景気なのでしょうか?あらためて考えてみました。
では、愛媛県のホームページを見ることにいたします。まずは、えひめの土木です。次にページ右下の愛媛県建設産業再生支援ホームページに入ります。そして愛媛県建設産業再生支援アクションプログラムを選んでみます。
この中の「第1章 建設産業の現状と課題」というところの「〜 建設産業の今後の見通し 〜」に下記のようにあります。
平成17年10月に発表された愛媛県の中期財政見通しでは、地方交付税の削減や県税収入の伸び悩みなどによる歳入の減少により、平成18年度から21年度までの間に約1,579億円の財源不足が発生する見込みです。また、これを受けて発表された財政構造改革基本方針では歳出の削減に向けた基本的方向として・予算化する事務事業数の絞り込みによる「選択と集中」を徹底・効率的・重点的な整備の実施・計画段階の大規模事業は原則凍結することとしていることから、
県の公共事業など投資的経費については、近い将来、大きく回復することは期待できないほか、国も財政健全化に向けて公共事業予算の削減を行っており、公共工事の依存度が高い本県の建設産業は厳しい状況が続く見込みです。
つまり、公共工事は増えない という事です。期待するな という事です。実感としては十分わかっているつもりなのですが、この文書を読むと、あらためてトドメをさされますね。
発注者もこういう状況を踏まえて、数々の支援策を打ち出してくれています。ここで建設産業再生支援施策一覧を見てみます。かなりの種類の支援策があります。
この中に建設業離職者の再就職支援というものがあります。現状では本当に仕方がないのですが、この言葉を聞くと切ない気持ちで一杯になりますね。私自身が「この人はすごい!」と思っていたような技術者やオペレーターが結果として離職しております。みんなこの業界でがんがんやってきた方ばかりなのですが、残念ながらそういう状況になっている方が多くなりました。なんとかならないのかと思いつつも、弊社もこの業界におりますので、必死で余裕もございません。弊社は、これから決めた方向に向かって進んでいくだけです。
最近、人から尋ねられました。「今井さん、最近会社はどんな感じで運営されていますか?」 私は「戦略的やけっぱちです。」と答えました。その方は「少し意味不明ですが、結構おもしろい言葉ですね。」とウケてくれました。
それとこの方、(週刊)超零細ガーデン社長の日誌さんにも、「戦略的やけっぱち」という言葉は、(爆!)の評価を頂きました。この社長のブログは面白いです。独特の文章リズムというのでしょうか。みなさん、一度訪問されてはいかがでしょうか!
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