2006年12月19日
大きな変化!
先日、「公共工事品確法と建設業」という業界団体のセミナーに参加しました。セミナー内容は、私にとって「うーん!」の連続でした。公共工事は、ますます厳しくなりそうです。特にセミナー資料の【建設業の現状と今後】の1部に、ハンマーで打ちのめされヨロヨロと倒れこむような気分になりました。
●現在は需給バランス安定期への過渡期だが、驚異的収縮淘汰(これ以上怖い言葉はない!)にさらされる。
→公共工事専業企業には将来性無し。(気持ちいいくらい言い切ってくれます)
→10〜15年後、公共事業は地域に10〜20社程度の事業量へ。(感覚的には今の業者数の2〜3割程度の業者数分の事業量しか無い!)
→経営力、技術力をいかにして社内に蓄積、構築しておくか。(これを蓄積・構築する前に倒れてしまうかも!)
→経営の方針転換がうまくいかない企業は間違いなく淘汰される。(だから弊社は必死で転換している!)
→完工高・公共工事受注比7割以上企業は絶望的、10年後生存確率40%(これは、非常にショッキング!)
●安易な新分野転出は危険。成功例は多くない。 (わかっているから、システム化して新分野に転出中なわけです!)
→うまい話はそう転がっていない。(当り前、綿密な事業計画があってこそ成功確立が高くなる!)
→公共工事と民間工事では世界がそもそも違う。(この4月から身をもって体験した。挫折の連続!でも最近少しだけ光明が見える!)
私は、「弊社は間に合う、今は公共工事だけに頼らず食っていける力が全部出ていないだけだ、そろそろ選ばれる時期が来ている」と強く思いながら会場を後にしました。
昨日の愛媛新聞に記事が載っていましたが、地場土建にとって大きな変化がきました。公共工事入札で愛媛県が「総合評価式」を導入するとの事です。当面は設計金額1億円以上の工事、2億円以上の特殊工事が対象との事です。
価格より技術優位傾向にして、公共工事の品質を確保するのが狙いです。
大きな変化が来ています。私は急ぎます!
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この記事へのコメント
勉強になりました。
公共工事は本当に益々厳しくなりそうですね。
そういう意味では僕も独立して正解だったのかも?
しかし、生存率40%の数字はちょっとすごいですね・・・
コメントありがとうございます。
いやー、この講習テキストの内容には愕然としましたよ。ヤバイの一言です。入札方法も変わってきます。滅茶苦茶に重装備(資料・資格をたくさんたくさん用意!)して確実に少なくなる仕事をひたすら待つというイメージでしょうか。待っている間に倒れてしまいます。弊社も第2創業急ぎます。
御社ブログで紹介して頂いて恐縮です。ありがとうございました。
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