2011年03月21日
太陽光発電を考える時に
深刻な温暖化や補助金など、いろんなことがきっかけになっています。ベランダ用やカーポート用といったものまで開発されていて、出荷量は右肩上がりのようです。
でも、人気があればトラブルも増えるものです。そこで、今回はちょっと気をつけたいことについてお伝えいたします。
ほとんどの家では、パネルの設置方向は南です。そして、南に設置しきれない場合は東か西、となります。北側はほとんど見かけません。なぜなら、北は発電効率が悪いからです。
その北側に設置したために、ご近所とトラブルになった例を聞いた事があります。
ほとんどの家は、1階とか2階の南に大きな窓があると思います。もし、2階の窓を開けた時に、目の前の屋根にパネルが載っていたら、どうなると思いますか?
パネルは大きな鏡のようなものです。だから、季節や時間帯によっては、大きな鏡で太陽の光を隣家に反射させている、という状況になります。
これが、同じ屋根の高さならそれほど問題はありません。でも、パネルが目の前にある状況なら、事態は深刻です。 まぶしい時間帯には、部屋にいることすらできない場合もあります。
小学生の頃、鏡に集めた光を教室の壁に反射させて遊んだ記憶はないでしょうか?小さな鏡でも、強力でまぶしかったものです。あれをパネルの大きさに置き換えて、自分の部屋に向けられていると想像してみてください。
…シャレになりませんよね。
ですから、北側の屋根やカーポートなどの低い位置に設置するときはご近所の窓の向きや大きさをチェックしておいた方が安心です。反射はどの方向にも起こりうるし、トラブルのもとになる恐れがあるからです。
もし、反射光で迷惑をかける恐れがあったら、架台を載せてからパネルを設置すると、角度を変えられます。住宅が密集した地域なら、十分な配慮が必要です。
一度設置したら、なかなか撤去や移動はできません。
今までは屋根用が一般的でしたが、最近は壁用のパネルも開発されているようです。ベランダ用やカーポート用など、低い位置のものが普及してきたら 、今まで考えていなかったトラブルも増えそうな気がします。
設置前には、季節や時間帯も考慮した反射シミュレーションをして、 安心して太陽の恩恵を受けたいものです。
また、設置業者の知識が低い場合、屋根を傷めて雨漏りの原因をつくることもあります。
トラブルの例を知っておくと、事前に対策を立てられると思います。下調べは念入りにしましょう。
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