◆管理業務日報
2011年03月08日
リリーフ終了
さて、代行していた現場の代理人が無事に帰ってきました。
というわけで、私は通常業務に戻ります。
一杯仕事がたまってしまいました。ちょっと気合い入れて処理していきます。
↑ それにしても、ちょっと寒い日で平地が雨だと すぐに雪が積もります。
ですが、もう3月。今迄のように雪が残ったままというのは少なくなると思います。
↑ 現場の斜面の作業状況です。職人さん方、やはりプロです。
「かっこええやん!」と思い暫く見ておりました。
私は毎日、現場をドスドスと歩き回っていました。
とにかく、現場の事を集中して考えるので面白く、寒いところでしたが毎日楽しかったです。
【追伸】
◆ 3月12(土)・13(日)に現場見学会を開催いたします。
詳しくは、今井工務店HP・現場見学会・イベント情報をご覧下さい。
◆ 3月19(土)・20(日)、4月2(土)・3(日)に資金セミナー
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2007年01月24日
現況測量
現況測量をしました。私の専門です。ゼネコンさんの新築現場での作業でした。杭打ち機とクレーンの間をすりぬけながら測量しました。
境界チェックと通り心の控えのチェックです。これが間違っていると大変な事になりますので、細心の注意で作業します。
でも、横では杭打ち機が唸っております。測量器械が微妙に振動しています。これは精度に響くだろうなと思いながらも測ります。このタイミングでの測量はマズイなと思いますが、施工はガンガン進んでいます。というわけで測量を急がねばならないわけです。
工事所長様、お仕事ありがとうございます。今から、測量成果報告書を作成いたします。
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2005年10月20日
工事測量作業 最初に問題点を見つける
土木でも建築でも本工事に着手する前に、現地を測る事が最重要だと考えています。実際の話 結構 着手前測量を行うと問題点が出てくる場合が多いのです。中には用地が足りないとか、建物が敷地に入らないとか「根本的に工事ができない」という とんでもないものもあります。
工事に影響を与える問題点に気づかず施工してしまうと、手戻り等で大きな損失が発生しますし、対外的にも信用を落とします。弊社も恥ずかしながら数年前建築工事で失敗をしてしまったことがあります。2棟をつなぐ通路施工の工程で初めて気づいたのですが、それぞれの高さの基準ラインが違っていて、このままだと段差がつく状態になりました。
結局、一部やりかえ工事をしてなんとかなりましたが、お客様に迷惑をかけ復旧費用も安くはなく非常に気の滅入る(弊社の責任ですが)日々でした。
ところで失敗の一番の原因は何だったのか?単純な話でそれぞれの基準点の高さの差を実際に確認しなかったことです。
図面に書かれている高さの差と実際の高さの差が違っていたわけです。疑いもせず、各々の高さを元に施工してしまったため段差ができたということです。最初に実測確認して協議すれば、このような結果はなかったのです。
「工事開始前にとにかく測る!」 大事なことです。本当に身にしみた経験でした。
2005年10月15日
工事測量作業について
最近は工事の施工測量、位置出し が本当に楽になったと思います。
CAD(フリーでもすばらしいものがたくさんあり)が普及してきて、設計よりCAD・DATAがそのまま流れてきます。流れてきた図面が正確に現地測量したもので予定構造物の平面形状がしっかり書かれたものならば、そのまま施工DATAになります。つまり平面図が現場というわけです。
平面図が現場となると、CAD上で角度・長さを測定できます。また必要な位置の座標化が簡単にできます。殆ど測量知識がなくても可能です。延長点計算、交点計算、幅杭計算、他、何も知らなくてもクリックだけで座標決定できます。
今は施工業者のほとんどが座標測量を行っていると思います。逆計算プログラムを使用して現地に施工に必要な位置出しを能率よくできます。
あっさり書いてしまいましたが、CAD上で座標を決め現地にその位置を出す事は非常に簡単になりました。でも一番重要なのは図面と現地の照査能力です。現地と合っていない図面で座標を決めても全く無意味です。そして基準となる測量点の精度確保も重要です。このあたりはやはり経験と技術が必要です。またどのタイミングでどんな測量をすべきかを段取りできる力が求められます。
測量の段取りの悪い現場は、現場の生産活動がダウンします。ダウンが続くと目標利益の達成に影響します。現場にとって測量はかなり重要なのです。
2005年07月19日
CAD 利用方法
現場の施工でどのようにCAD等を利用しているかについて発注者より問い合わせがありました。地場建設業者なりの意見をのべました。
そういえば、前にこんな意見ものべました。 電子納品ソフトの値段 CADといっても高額の専用CADからフリーソフトまでいろいろあります。問い合わせ内容は、土木現場で、CADにより施工予定の物を立体的に表現したものをどう利用しているかだったので次のように答えてみました。
1.一般的に、建築系CADは低予算5万円くらいで簡単に立体化・着色できるものがあります。土木系CADは比較的高額(何十万)です。土木現場では、国道とか橋の設計で景観を考慮する場合に使用しているようです。また大土量の計画時(例えばゴルフ場)などに使用しているみたいです。
2.地場建設業者においての利用状況 弊社では下記のようにCADを利用しています。
*使用CAD等について
・立体的な提案は現状では、設計コンサルタントのほうが多く、施工業者としては利用機会がすくないと思われます。・使用機会が少ないので高額なものは導入できません。
・弊社では測量専用ソフトも導入していますが、その立体化機能も鳥瞰図レベルで、参考に見るというくらいです。
・できるだけコストのかからないものを導入。現在はフリーソフトのJWCADを使用。JWCADの2.5D機能(簡易3次元)を利用している。・2.5Dとはワイヤーフレームにより立体に見せる機能です。
・フリーソフトでもバカにしたものでなくいろいろな角度から物をみれます。これによりイメージが具体的になります
・一番説得力のある角度の図面を選び、それに着色をしたり、写真に配置したりしてプレゼンを行います。
・弊社においては、やはり土木より建築での利用機会がおおいです。建築の方が標準化しやすいためと思われます。
*現場施工時について
・コストの面で、複雑な干渉具合(斜めに交差する等)を検証できるようなCADは導入できないので立体による先行思考は殆どありません。
・当たり前の事ですが、平面・縦断・横断の3図面を用いて施工する事が基本になります。
・現場の平面・縦断・横断を技術者の頭で理解した後、立体化する事になります。
・この立体化すると言うことは技術者の頭で考えている事が、間違っていないかの確認になると思われます。
・わざわざCADで立体化せずに頭のなかの出来上がりイメージで十分な人はそのまま施工します。
・弊社の場合は、特に端部取り合わせ時に問題が生じる場合が多いと思われるので、その時に図面化し発注者と協議致します。
・施工上での一番の利点は、出来上がりイメージがよくわかるので手戻りが少なくなるということです。
・工事途中・完成時の提出書類として、平面よりは説得力が出る場合も予想されます。
2005年07月10日
測量 管理 業務
依頼で、一番多いのは、平面位置出しと現況測量です。当然丁張り(現場にものを作るための基準)もいれます。土木では道路中心点、建築では墨出作業など技術的に出来る事はなんでもいたします。
通常、測量作業などは、いわゆる測量会社さんのほうが、はるかにうまいと思います。でも弊社を使ってくださるお客様も多いのです。それは、たぶんニーズの違いではないかと思っています。弊社では、実際に現場を施工管理してきた人間が測量作業を行います。施工管理する人間は、後の管理がしやすいように丁張等をいれます。最終目的が構造物等を間違いなくつくる事だからです。
お客様と話していて、たまに聞くのが「測量会社の最終目的は図面化だ」ということです。「最終が図面化だから、こちらのニーズに合わない時がある」ということです。だから弊社が仕事を頂ける場合があるみたいです。
弊社には管理業務をするスタッフとして女性技術者(1級施工管理技士)がいます。
彼女は仕事が確実・丁寧で地場建設会社さんからのリピート受注が多いです。リピート受注については会社で一番多いくらいです。それと特に公共工事の書類作成についてはかなりの腕があります。事実、弊社の公共工事提出書類の雛形は彼女がほとんど作成し、みんな非常に助かっています。
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